弓道体験 (諦めなくてよかった…) [自分(笑・喜・楽・感動)]
弓道体験のその後です。
実は…第4回目の弓道体験で、矢を持たせて頂いたのですが、
それをすべて落としてしまっていたのです。
初心者にはある事とは言いますが、他の初心者は誰も落としていませんでした。
打ち起こし中、ゆがけの弦を引っ掛かるところから弦が外れてしまうし…
高く掲げると、カラ~ンと矢が落ちてしまいます。
教えてくださった方には申し訳ないやら、焦るやら…
あげてはいけない肩がますます上がってしまい、また落ちる…悪循環です。
打ち起こしの時に、すでに弓がぐらついています。
自分では右手首を内にひねるものだと思っているのですが、
まっすぐ腕を持ち上げてと言われ…また弓を落とす…
「このまままっすぐあげたら、右手の甲が内側に入らない。
入らないと矢を支えらないし、浅い位置になり、
ゆがけの引っかかりから外れやすくなり、落ちてしまうではないか?」
と疑問はもったものの、教えてくださるのは高齢の、さも段位の高い方。
おっしゃるようにしたら、きっと治る。
頭ではおかしいと思いつつ、言い返せずにやっていましたが、
矢は落ち続けます。
・・・
気まずい雰囲気が流れ、教えてくださっていた方も呆れたのでしょう、
「型からやり直してください」
といい、他の人の所へ行ってしまいました。
そして私は暗い気持ちで、一人で型を黙々とやっていました。
あれから1週間・・・
弓をまた落とすのではないかという恐怖、夢にまで見た打ち起こしの動作。
思い出すとやっていた型。
体験の日が近づくと弓道体験に行きたくない気持ちが強くなり、
その日の夕方まで葛藤していました。でも・・・
「ここでやめたら、嫌な気持ちのままで止まってしまう。
できないのなら、納得のいくようにやってから白旗をあげよう!」
と思い、足取り重く、道場へ…
でも、弓道体験5回目にして一度も弓を落とさず、放つ事が出来ました。
問題は、
1、ゆがけの弦を引っ掛ける場所が浅かった事。
(前回使用したものと違うゆがけを使ってみました)
2、矢を弦にはめる(つがえる)場所の太さが細かった事。
(矢をつがえるところは太くするのですが、細かったので外れやすくなっていた)
3、打ち起こしの時の右手の向きが悪かった事。やはり内にひねるのが大事でした。
(ゆがけの引っかかりも右手の甲の向きによっては外れやすくなります)
4、そして、何よりも疑問を解決するために、キチンと聞かなかったこと。
(相手が高段者でも臆せずキチンと聞くべきだったのです。)
前回の先生には申し訳なかったのですが、
今回教えてくださった先生の言葉は、分かりやすく、
す~っと言葉を理解でき、そして実践できました。
なにはともあれ、的には当たらなかったけど、
矢を放った時の何とも言えない充実感、ぱあ~んという心地よい音が
本当に 「弓道は楽しい~♪」と思えた瞬間でした。
あきらめなくてよかった♪
人生にはこんな事が大なり小なりあるのだな…と感じた弓道体験でした。
あきらめてしまうと、そこで終わりですかね。
私も中国語、始めは何が何だかって感じで
カルチャースクールの教室でもお荷物さんだったのですが
休まずに通っていたら、終わり頃には分かり始めて、
その後、何度も壁にぶつかっていたものの、とりあえず続けていたら
留学までできる機会に出会えました。
by youzi (2009-10-01 20:52)
「弓道は楽しい~」そういう風にほんとによかったですね!!
私もしょっちゅう「あきらめなくてよかった」という体験をしています。
私の場合はピアノですが・・・・
1日目イマイチ、2日目イマイチ・・・・しばらくしてもイマイチ・・・・
なんて時には、「この曲やめちゃおうかな・・・・」なんて思います。
しかし、毎日毎日やってて、ある日突然できたりしたときは
もうそれはそれは嬉しい!
umejiさんの晴れやかな気持ち、とても共感です。
PS,先生の教え方でずいぶ違いもあるでしょうね・・・・
教えるってムズカシイ・・・
by fukumusume (2009-10-02 11:13)
*** youziさん ***
そうですねぇ~止めてしまえばそこで終わりですものね。
人それぞれペースがあるのですから・・・
「継続は力なり」という言葉はこのためにあるのかも…
それにしても留学出来るまで上達したのは
youziさんの努力と諦めず継続した結果なのでしょうね。スバラシイ♪
*** fukumusumeさん ***
楽しい・・・こんな気持ちは続けていなければ感じなかったのですよね。
ピアノもなかなか難しいですよね。
いつも上手に弾けるわけでもなく…
これも継続することによって楽しく、また続けていけるのでしょうね。
(私も子供の時習っていたので少しは分かります。)
教えるって本当に難しいと思います。
特にボキャブラリーの少ない私には無理そうです。
あ・・・長嶋式ならできますが(苦笑)
「そこをぱあ~んと打って、だだだっと・・・」(擬音語ばかり?!)
by umeji (2009-10-03 16:09)