SSブログ

飼い主の憂鬱 (咬み傷編) [黒柴さくら(暗)]

もう一つのブログで、さくらの誕生日の事を書きましたが、

実は、さくらの誕生日の朝、さくらに咬まれまして・・・・

このとおり・・・

TS3R0042a.jpg 顎の傷(5日後)

悲劇は宙のしっぽの虫さされの傷を確認しているときに起こりました。

私と宙の間に割って入ってきたさくらを「甘えているのか」と思い、
あまりのかわいさに顔を近づけ…なのに、ワッと飛びかかってきました。

血が噴き出し、大きな傷の方はぱっくりと開き…
咬まれ慣れている(?)私は消毒しながら、氷嚢で冷やし、止血していました。
冷やしたので、腫れはひどくなりませんでしたが、
その日から2~3日はものを食べるのが苦痛でした。顎を動かすと痛かったので。
以前、医者から処方してもらった抗菌剤入りの軟膏を塗り続け、やっと写真の状態に。

だから、その日に、さくらの誕生会をやる気持ちになれませんでした。 

なぜ咬まれたのか…その時は理由が分かりませんでした。
さくらは小さい時から用心深く、怖がりです。
散歩中、追いかけられて犬にかまれた事からもっとひどくなりました。
小さい時から触られるのが大嫌いでした。
襲われると思ったのか、飼い主1の寝返りした足にかみついてから
家族で気をつけるようになりました。

だから、宙を迎え入れる時、お店の人に「危険だ」と反対されたのです。

普段のさくらは静かに構え、散歩の歩調も家族それぞれに合わせてくれ、
こちらの意図をいち早く察して動く賢いさくらですが、
シーズン前など凶暴になる事があります。

他のワンちゃんなんて、こんなことないだろうに…

と、思い悩み、しばらく憂鬱になった事もあります。
ドックトレーナーに反対されつつも宙を迎え入れ、
半年後にさくらと宙が一緒の部屋に入れるようになった時の喜び、
咬む事をさせないよう家族で努力し、咬まないようになった時の安心感、
そんな事を一掃するような気持ちになってしまいました。

でもさくらは私たちの家族です。

これからは、さくらの性質を改めて認識しつつ、
家族以外の人は当然のことながら、
家族もうまく付き合っていこうと思っています。

喜びもたくさん与えてくれるのですから…

 

<追記>
実家で飼っていた犬は大型犬に属する雑種でしたが、決して歯を深く立てませんでした。
宙もそうです。みみず腫れになっても本気では絶対に咬みません。
犬に対しては自信があった私も、さくらに関しては未だに迷うことばかりです。


nice!(2)  コメント(3) 

nice! 2

コメント 3

Cocona

お見舞いniceです。
どうしたんでしょうね。きっと色んな要素が重なってさくらちゃんに影響与えたのでしょうか。原因は想像しかできないですね。
umejiさんがおっしゃるように大事な家族だからさくらちゃんがつい反応してしまう事実を受け入れ試行錯誤しつつ。。。でしょうか。

パピースクールで先生に言われた事がありました。その時はゴミ箱の中身をひっくり返すというわんこのしつけについてでしたが、「犬が何かを行う時、たとえそれが人間からみると理不尽な事であっても必ず犬にとっては何かの理由があります。その行動を矯正しようとする前に、そのような状況が起きるシチュエーションを人間ができる限り減らし、共存していきたいです。ゴミ箱の中身を出して困るなら、出すなと叱るより、ゴミ箱にふたをするとか、別の場所に置くとか」

何か判らないことや対処に困る事があるとこの言葉を思い出すようにしています。対応できるのは人間の側です、と話していた事を思い出して。何ができるかは、なかなか難しいですけれど


by Cocona (2010-08-11 23:15) 

youzi

さくらちゃんが噛み付いてしまったのも
何か理由があったのかなって思います。
触られるのも嫌がるようですね。
これは少しずつ慣れるようにして、触っても
大丈夫にしておいた方がいいと思います。
病気になった時、そんな事は置きて欲しくはありませんが、
触るのを嫌がる子はしっかりと見てもらえない事もありますので。
その事で分かる病気も気づかないでって事もあるかもしれません。
実際のところはどうかは分かりませんが、ブログの方を拝見して
いる限りでは、さくらちゃんの気に触らないようにと
ちょっと、ビクビクされているように感じました。
とても家族の方の気持ちを察するさくらちゃんなので、
不安な気持ちも、筒抜けになっているのではって思います。
朝、こんな一日だったら、いいなって考えた時、
さくらちゃんと宙くんが元気で過ごせますようにって思うのと
一日何も問題がありませんようにと思ったとしたら、
後者は問題が起きるかもしれないと言う飼い主さんの気持ちを
察してしまうのではないかと思います。
きっと、umejiさんもやってらっしゃると思いますが、
沢山話しかけてあげると、変わって行ったりしませんかね。
噛み付かれてしまった時も、「宙くんを見ているからね。
さくらちゃん、おねえさんから、ちょっと待っててね。終わったら
さくらちゃんを見てあげるからね」って話しかけていたら
どうだったのかなって思ったりもします。
もしかすると、私は凄く嫌な事を言っているかもしれません。
もし、嫌な思いをさせてしまっていたら、何か原因が分かればと
思ってなので、どうかお許しください。




by youzi (2010-08-12 23:52) 

umeji

*** Coconaさん ***
nice!&励ましの言葉をありがとうございます。

今回の件は、本当に最初は理由が判らず参ってしまいました。
でも、あるトレーナーの方に多頭飼いで悩んだ時に
アドバイスとしてもらった言葉が
「噛む事を無理矢理直そうととするのではなく、
その状況に人間がさせない事」でした。

今考えると、宙が嫌がっていたので止めたかったかもしれません。
お姉さんぶっているけど、宙のことも考えてくれるさくらだから。
(骨が刺さって泣き叫ぶ時は、さくらが猛ダッシュで
駆けつけてくれますから)

Coconaさんのアドバイス、有難く心にとどめておきます。


*** youziさん ***
nice!&励ましの言葉 をありがとうございます。

確かに噛まれた回数が回数ですし、
当然痛くて辛い思いもしますから、ビクビクはしています。

でも、噛む機会を人間の方で少なくする努力をしてきましたので
しばらく被害もなく、避けることができました。
それが・・・
でしたからショックでブログで「わんこと仲良くやっています♪」
と書くことに矛盾を感じていました。

体に触れる事を慣らす努力はずっとしてきたつもりなのですが…
昔から、喜んで撫でてもらっていたはずなのに牙をむき出す。
なんてことはしょっちゅうあります。
そんな時も、何故かわからず戸惑ってしまいます。
ただ、ハウス(クレートに入る)コマンドは
どんな時もきいてくれるので助かります。

動物病院の先生にも、さくらの性格は話してあるので、
どうしようもない時は口輪をする話をしています。
(今の所使った事は無いですが)
年齢が上がると凶暴じゃなくなるとも言われていますので、
それも期待していますが、どうなる事やら…
気分が良さそうな時は、体をなでて出来ものなどないか
調べたりしています。努力はしているのですけどね…

老犬に向かうさくらの課題は、噛まない事、家の中でもトイレが使えるようになる。でしょうか・・・

まあ、あせらずにさくらの状態を見つつ、生活していこうと思っています。
アドバイスありがとうございました。
by umeji (2010-09-03 12:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。